「梅雨になると家中がカビ臭い...」その悩み、放置すると危険です

毎年6月になると、あちこちからカビの気配を感じて憂うつになる方は多いのではないでしょうか。「去年もこの時期にやられた」「掃除してもすぐ復活する」——そんな声をAproNのスタッフもお客様からよくいただきます。

実は、カビは見た目の問題だけではありません。放置するとアレルギーや喘息の原因になることもあり、特に小さなお子さんや高齢者がいるご家庭では健康リスクに直結します。厚生労働省の調査でも、住居内のカビは室内空気質の悪化要因として注意喚起されています。

この記事では、梅雨時期に特にカビが発生しやすい場所ごとに、予防法発生してしまった場合の掃除法をプロの視点から解説します。「今年こそカビに負けない」——そんな方はぜひ最後まで読んでみてください。


そもそもカビが発生する3つの条件

カビが繁殖するためには、以下の3つの条件がそろう必要があります。

  1. 温度:20〜30℃(特に25℃前後が最も活発)
  2. 湿度:70%以上(梅雨時期は80%を超えることも)
  3. 栄養源:ホコリ、皮脂、石けんカス、食品カスなど

梅雨時期はこの3つがすべてそろってしまうため、カビにとっては「最高の環境」です。逆に言えば、この3つのうち1つでも取り除ければ、カビの発生を大幅に抑えることができます


【場所別】カビ予防と掃除のプロ技

1. 浴室・お風呂

浴室はカビの温床ナンバーワン。高温・多湿・石けんカスという三拍子が揃っています。

予防のポイント:

  • 入浴後に冷水シャワーで壁と床を流す(温度を下げる)
  • スクイージーで水気をサッと切る(所要時間30秒)
  • 換気扇は入浴後2〜3時間は回し続ける
  • 週に1回、防カビくん煙剤を使用する

発生してしまったら:

  • 黒カビには塩素系カビ取り剤(カビキラー等)が最も効果的
  • ゴムパッキンのカビには、カビ取り剤を塗ってからラップで覆い、30分〜1時間置くのがプロの技
  • 天井のカビはフローリングワイパーにカビ取りシートを付けて拭く(直接スプレーすると液が垂れて危険)

「梅雨前にプロの浴室清掃を頼んだら、見えないところまでカビ取りしてくれて感動。特に換気扇の中がすごいことになってた...自分じゃ絶対無理なやつ。今年はこの状態をキープするぞ💪」 — @clean_life_diary(Xより、2025年7月のポスト)

2. エアコン内部

エアコンの内部は、結露が発生しやすく、ホコリも溜まるため、カビの絶好の繁殖場所です。「エアコンをつけるとカビ臭い」という場合は、内部にカビが発生している可能性が高いです。

予防のポイント:

  • 冷房使用後に送風運転を30分〜1時間行う(内部を乾燥させる)
  • 2週間に1回、フィルターを掃除する
  • シーズン前(5月頃)にプロのエアコン清掃を依頼する

発生してしまったら:

  • フィルターは取り外して水洗い→完全に乾かしてから戻す
  • 内部のカビは自分での掃除は困難。高圧洗浄が必要なため、プロに依頼するのが安全です
  • 市販のエアコン洗浄スプレーは排水詰まりのリスクがあるため、使用は慎重に

関連記事:エアコン掃除は自分でできる?プロに頼むべきケースと判断基準

3. 押入れ・クローゼット

閉め切りがちな収納スペースは、空気の流れが悪く、湿気がこもりやすい場所です。衣類や布団がカビると、買い替えが必要になり経済的な損失も大きくなります。

予防のポイント:

  • すのこを敷いて底面の通気を確保する
  • 除湿剤(水とりぞうさん等)を各段に設置する
  • 定期的にドアを開けて扇風機で送風する(週1回30分)
  • 衣類は洗濯から戻った際のビニールカバーを必ず外してしまう(湿気がこもる原因に)

発生してしまったら:

  • 衣類のカビは酸素系漂白剤(オキシクリーン等)で浸け置き洗い
  • 木製の棚板は消毒用エタノールを含ませた布で拭き取り→しっかり乾燥
  • 布団のカビは範囲が広い場合、専門の洗濯店に相談を

4. 窓・サッシ・カーテン

結露が発生しやすい窓周りは、カビの発生ポイントです。サッシのゴムパッキンに黒いカビが生えていませんか?

予防のポイント:

  • 朝の結露はすぐに拭き取る(吸水クロスが便利)
  • 結露防止シートを窓に貼る
  • カーテンは梅雨前に洗濯しておく(カビの栄養源を除去)
  • 可能であれば窓を開けてこまめに換気(対角線上の窓を開けると効果的)

発生してしまったら:

  • サッシのゴムパッキン:塩素系カビ取り剤+ラップパック
  • レースカーテン:酸素系漂白剤で浸け置き洗い(40〜50℃のお湯がベスト)
  • 木製窓枠:消毒用エタノールで拭き取り(塩素系は変色のリスクあり)

5. キッチン・シンク下

食品を扱うキッチンは、カビ対策が衛生面で特に重要です。シンク下の収納は配管からの湿気で意外とカビやすい場所です。

予防のポイント:

  • シンク下に除湿シートを敷く
  • 排水口は週1回、重曹+お酢で洗浄する
  • 調味料のフタ・冷蔵庫のゴムパッキンも定期的にチェック
  • 生ゴミは放置せず、毎日処理する

発生してしまったら:

  • シンク下の棚板:消毒用エタノールで拭き取り→除湿剤を設置
  • 排水口周り:塩素系漂白剤で除菌(ステンレスの場合は短時間で)
  • まな板・スポンジ:塩素系漂白剤で除菌 or 買い替え

梅雨前にやっておきたい「プロの手によるカビ予防のお手入れ」

AproNのスタッフに聞いたところ、梅雨前(5月〜6月上旬)にプロの清掃を入れるお客様が年々増えているとのことです。

AproN家事代行スタッフより

「カビが生えてから慌てて依頼される方も多いのですが、実はカビが生える前の予防清掃のほうが効果が高く、費用も抑えられます。一度プロの手で徹底的にきれいにしておくと、梅雨の間のお手入れもぐっと楽になります。

特にご依頼が多いのは、浴室のカビ予防と水回りの日常的なお掃除です。毎回の訪問で水気を丁寧に拭き取り、カビが発生しにくい環境を保つお手伝いをしています。排水口の奥や換気扇の内部など専門的な洗浄が必要な箇所は、専門業者への依頼をおすすめしています。」

AproNの家事代行では、浴室・キッチン・トイレなどの水回りのお掃除はもちろん、LDK全体の家事にも対応しています。定期的にプロの手でお手入れすることで、カビが発生しにくい清潔な住環境を維持できます。


カビ対策に役立つおすすめアイテム一覧

アイテム

用途

目安価格

塩素系カビ取り剤(カビキラー等)

黒カビの除去

300〜500円

酸素系漂白剤(オキシクリーン等)

衣類・カーテンのカビ除去

500〜800円

消毒用エタノール

木材・表面のカビ拭き取り

400〜700円

防カビくん煙剤

浴室のカビ予防

400〜600円

除湿剤(水とりぞうさん等)

押入れ・クローゼットの湿度管理

300〜500円

結露防止シート

窓の結露予防

500〜1,500円

スクイージー

浴室の水切り

300〜1,000円

注意:塩素系の洗剤と酸性の洗剤を絶対に混ぜないでください。有毒ガスが発生し、非常に危険です。


よくある質問(FAQ)

Q1. カビが生えた食品の周りのものは大丈夫ですか?

カビは目に見えない胞子を飛ばしているため、カビが生えた食品の近くにあった食品も汚染されている可能性があります。カビが生えた食品は速やかに廃棄し、周囲の食品も確認してください。冷蔵庫内にカビが発生した場合は、庫内全体を消毒用エタノールで拭き掃除することをおすすめします。

Q2. 賃貸住宅でカビが生えた場合、退去時に費用を請求されますか?

通常の生活で発生するカビは「通常損耗」とみなされ、原状回復費用を負担する必要がないのが一般的です。ただし、換気を怠ったり掃除を長期間していない場合は「善管注意義務違反」として費用を請求されるケースもあります。日頃からこまめな換気と掃除を心がけることが大切です。

Q3. カビ取り剤を使っても取れないカビはどうすればいいですか?

長期間放置されたカビは、素材の奥深くまで根を張っている可能性があります。この場合、市販のカビ取り剤では表面のカビしか除去できません。プロの清掃業者に依頼すると、専用の薬剤と技術で対応してもらえるケースが多いです。素材によっては交換が必要な場合もあるため、まずはお気軽にご相談ください


まとめ:梅雨のカビは「予防」が9割

カビ対策で最も大切なのは、カビが生えてから対処するのではなく、生えないように予防することです。

ポイントをおさらいしましょう:

  • 湿度を下げる:換気・除湿剤・水切りを徹底
  • 栄養源を断つ:こまめな掃除でホコリ・石けんカスを除去
  • 空気を動かす:閉め切った空間は定期的に換気
  • 梅雨前にプロの手を借りる:予防清掃で効果倍増

「毎年カビに悩まされている」「自分では手が回らない」という方は、AproNの家事代行をぜひご検討ください。定期的なプロの家事サポートで、カビの発生しにくい清潔な住環境を維持するお手伝いをいたします。


この記事の情報は2026年4月時点のものです。カビ取り剤を使用する際は、各製品の使用上の注意をよくお読みください。